今すぐ偏頭痛と決別したい方へ告ぐ|まずは原因を知ろう

看護師

血管拍動性頭痛の対処

予防と対処

疲れ

血管拍動性頭痛とは、頭へ流れる血管が急激に拡張し、血管周囲の神経が圧迫されて頭痛がおきる状態のことです。またの名を偏頭痛と言います。こめかみや眉間の周囲に激痛が出現し、痛みの割には脳実質への影響がないため命の心配はありません。偏頭痛の発症にはある特徴があり、前駆症状として閃輝暗点という視界にチカチカした光が見えることがあります。この閃輝暗点が約20〜30分ほど続いたあとに頭痛が出現します。初めて経験される方は、視界がおかしくなることで眼の病気かと思ってしまうほどです。閃輝暗点が偏頭痛のサインであることから、この段階で対処をする必要があります。まずは暗いところで横になって休むことが必要です。発症時は血圧も低下することもあるため、座ってもいられないことがあります。次に痛みが出始めた時に痛む部位を冷却することもお勧めします。冷却することで拡張した血管を収縮させて痛みを和らげることができます。他にカフェインも血管収縮作用があるため、コーヒーやお茶を飲むことも効果的ではあります。ただ、カフェインを過剰に摂取することは逆効果となり、適量にしておくことが必要です。症状の対処以外に偏頭痛を回避するためには、日常生活を見直す必要があります。ストレスが原因でもありますが、寝不足以外に寝すぎも誘発する因子のひとつです。チョコレートやチーズ、赤ワインにはチラミンという成分が含まれ、血管を収縮させる効果があります。人間の血管は弾性の作用があり、収縮した分だけ拡張させる働きを伴うことから、偏頭痛を引きおこす原因となります。よって過剰な摂取は避けましょう。

最も効果的なのは内服薬

偏頭痛の対処として最も効果的なのは内服薬です。OTC(市販薬)ではないことから、医療機関に受診して医師から処方を受けなければなりません。現在では痛みに対応する薬と予防薬があります。実際に処方を受けている患者さんは多く、その理由として偏頭痛の初発時にはその病気を知らないため、眼科や脳神経外科に受診することが多く、そこで偏頭痛と診断され処方を受けているためです。痛みが出たときに服用することで早期に改善されることから、回復までに時間を要することはなく、働き盛りの方には効果的です。予防薬は偏頭痛であれば誰もが処方を受けられる訳ではありません。これには条件があり、月に2回以上偏頭痛があることと偏頭痛により日常生活や社会生活に支障がある場合のみであります。予防薬といっても他の病気に処方されるお薬を投与します。保険で認められている偏頭痛予防薬はカルシウム拮抗薬の一剤のみであり、このカルシウム拮抗薬は主に高血圧症の方に使われる降圧剤のひとつです。他にも効果がある薬はあるのですが、保険で認められていないため自費での処方となってしまいます。偏頭痛は一度発症すると再発することが多い病気です。日常生活での予防を心がけてもストレス社会に生きる人間として限界もあります。やはり困った時は医療機関に受診することが大切です。